投資でよくあるレバレッジとは何かを紹介。

 こんにちは

せり(@Scenic_meibi)です

 この記事では投資で使われる「レバレッジ」というものについて紹介します。

レバレッジは強い力になりますが、使い方を間違えばリスクが増えるという大事なものになります。

最低限の知識は頭に入れつつ、投資について興味を持ってください。

レバレッジとは何か

 レバレッジとは「てこ」という意味で、投資の世界でいうと投資に準備した資金の数倍もの資金を投資できるというものです。

何倍までいけるかは投資方法で決まっていて、国内の証券会社と海外の証券会社のどちらを選ぶかでも変わってきます。

「なぜこのようなことができるか」と思うかもしれませんが、多くの投資方法では「差金決済」というものが採用されています。

差金決済とは買値と売値の差損益額分を決済するので、現物に投資しているわけではなく、証券会社に証拠金という形で担保を預けて投資を行う方法です。

例えば、金投資をETF取引で売買すると現物に投資しているので金と交換することができます。

しかし、CFD取引で取引するとレバレッジが使える代わりに差金決済を行っているため、現物に交換できなくなります。

なので、レバレッジが使える投資方法で、特別な決済方法を採用しているということでレバレッジを使うことができるようになっています。

現物に投資しているわけではないので、証券会社も信用のあるところを選ぶ方が安心できます。

レバレッジを使う投資の例

 ここでは為替の投資方法でFX(外国為替証拠金取引)を例にとってレバレッジとは実際の取引ではどんなものなのかを紹介します。

国内の証券会社での為替取引の場合、レバレッジを25倍までかけることができます。

例で説明していきますが、投資しようと1万円を準備したとします。
現在投資しようとするとドル円のレートが100円という設定にします。
実際は一分一秒で変化するので投資する時によって変わります。

ドル円を一つ買うということは、100円を投資して1通貨(一つの単位)を保有するということになります。

そして、決済すると損益が確定します。

 レバレッジを使わずにドル円を買うとすると10,000÷100で最高100通貨売買できるということになります。

この時の証拠金は400円になります。(10,000÷25)

証拠金というのは担保金のことで、レバレッジがマックスの25倍の時に必要な資金量のことです。

必要な資金量(証拠金)があれば保有することができるので、残りの9,600円分で確定していない損失もカバーすることができます。

9,600円よりも大きな損が出る場合は、資金を増やすか、保有しているポジションの一部、または全部を決済することになります。

同じ10,000円でレバレッジをMAXの25倍で売買すると10,000×25÷100で2,500通貨売買することができます。

25倍のレバレッジで2,500通貨を売買すると証拠金に10,000円使うということになります。

しかし、25倍のレバレッジを使って売買できる2,500通貨というのは証拠金が10,000円必要という状況なので、確定していない損失が生まれると資金を入れるかポジションの一部、または全てを決済しないといけなくなります。

レートの価格は毎秒変わるので、ある程度の余剰資金は残しておくのがセオリでーです。

余剰資金がないと強制決済にもなってしまって、すぐに損失が確定してしまうので利益が出るまで保有しておくことができなくなります。

なので、レバレッジ25倍を使った状態というのはほとんどありません。

 もう一つのパターンを紹介します。(少しややこしくなりますが、計算式もいろいろ紹介しています)

次は資金が10万円で、110円のドル円を20,000通貨所有したという状況の時になります。

 110円の通貨を20,000通貨持っているので、220万円分投資していることになります。

この時の必要証拠金は220万円÷25で88,000円になります。

残りの資金は10万−88,000で12,000円になります。

 次は12,000円でどれだけ損失をカバーできるのかという問題になってきます。

所有している20,000円というのは、110円の時に20,000通貨を購入したということなので、レートは110円から前後に変化します。

ドル円のように円が関係するチャートは1円を100pipsという単位で表すことができます。

普段はお金でいうと1円までしかありませんが、為替の世界には1円よりも小さな数字のセントというものも使います。

1pipsというと、110.00から110.01動くという意味になります。

そして60pips動くと110.00から110.60になるということです。

まとめるとこんな感じです。

 ここでは為替取引を一つの例としてレバレッジのことを紹介しているので、実際に取引を行おうとする方ならこの話をきちんと理解できていないと投資が痛手になる可能性があります。

あくまでこの記事ではレバレッジについて紹介しています。

リスクと強制決済(ロスカット)をしっかり確認

※例はFXを出しています。取引する方法で強制決済の計算方法が少し変わります。

 レバレッジを使う時のリスクというと、保有ポジションが増えるので、為替のレートが逆(買った時に下がるか売った時に上がること)の方向に動くと損失額も大きくなり、資金不足に速くなります

保有ポシジョンをどれだけ持つかという資金管理が重要になってきます。

 強制決済(ロスカット)という言葉を上で上げてきましたが、このことについて少し触れていきます。

強制決済に使われる数字は、証拠金維持率というものが使われます。

証拠金維持率の計算方法は、資産評価額÷取引必要証拠金×100=(%)で求められます。

資産評価額とは、今持っている通貨の損益を口座に預けた資産に考慮した時の金額になります。

口座に10万円を預けていて、ドル円を買っていたとします。そして、確定していない含み益(利益)が1万円あるとすると、資産評価額は11万円になります。

取引必要証拠金というのは、先ほどからも登場している、取引を保有するのに必要な資金になります。

レートの価格×保有ポジション量÷25で出てきます。

証拠金維持率を計算した数字が50%を下回ると強制決済が実行され、保有しているポジションが全て決済され、損失がその時に確定してしまいます。

損が膨らみ資金が足りなくなって強制決済に合うので結果として資産が減るということになります。

為替取引は強制決済ルールがあるため借金ができるものではありませんが、資産が簡単になくなる投資にもなります。

きちんと計算式を理解して、ルールを知ってから投資するお金を増やしていくことをオススメします。

まとめ

 レバレッジの説明は簡単でも実際の投資状況を理解できなければレバレッジの実感がわかないと思ったので、FXを取り上げて、レバレッジを使うときのその他のルールと動きを紹介してきました。

レバレッジはFXの場合25倍までかけることができますが、リスクも大きくなるので、4〜5倍ほどのレバレッジで取引するのがいいと言われています。

投資をするには情報がとても大事なので、計算方法についても調べてみて下さい。

資金管理につながります。