「複利の法則」を中学生・高校生にもわかるように解説。お金を使うすべての人が知らないと損する知識

 こんにちは

せり(@Scenic_meibi)です。

今回の記事は「複利の法則」について誰にでもわかるように!というテーマで紹介していきます。

金融(お金)に詳しい方なら知っている方が多いと思いますが、「まだ学校で習っていない」「聞いたことないな」と思っている方もいるかもしれません。

ですが、「複利の法則」は身近に存在していて、お金を扱うすべての方に知っておいてほしい法則ですので、この記事が複利というものに触れるきっかけになってもらえたらなと思います。

それでは早速、「複利の法則」について紹介していきます。

ズバリ、「複利の法則」とは

 「複利の法則」を紹介する前に、もう一つ別の法則が存在します。

単利の法則」です。

複利や単利というのは、お金の世界でよく使われます。

例えば、銀行や消費者金融からお金を借りるときの利子や、お金を預けた時の利息です。

ほとんどの場合は、複利計算で求められ、少しややこしくなります。

 単利とは、どんな期間にも元本にだけ金利がつくという仕組みになります。

元本(元になるお金。借りる金額や貸す金額など)にだけというところがポイントです。

 複利とは、元本に上乗せられた金利も合わせた金額に金利がつくという仕組みになります。

元本とそこについた金利を合わせた金額に対して金利がまたつきます。

少し図で説明します。

 単利を見ると赤い四角が一定の期間(ここでは1〜4)で一定量増えていっています。

このように一定の割合で増えていくのが単利という法則を使った場合の金額になります。

 複利を見ると、赤色→オレンジ色→黄色→緑色とどんどん大きくなって増えていきます。

元本と金利の合計額に対して次の年の利息(利子)が決まるので、合計金額が年々大きく膨らみます。

雪だるまを転がして大きくなることに比喩されて「雪だるま式」と呼ばれたりします。

複利と単利の計算方法

 それでは「どうやって求めたらいいのか」ということについて計算方法を紹介します。

ここでは例として、債券を20万円分購入して、年利5%がつくものとします。

債券とは、簡単にいうと相手に特定の行為や給付を請求できる権利です。
お金を今貸してあげるから数年後に金利をつけて返してねという約束みたいなものです。

まずは、簡単な単利から紹介します。

 例に書かれた債権の場合、20万円に5%の金利がつくと一年だと1万円増えることになります。

計算式は 20万×5% になります。

すると20万円の元本に金利が1万円つくので、合計21万円になります。

二年目だと、また20万円に5%の金利がつき、一年目の21万円に1万円増えるので、合計22万円になります。

そうやって約束の年まで毎年5%の金利である1万円が追加されるということになり、毎年1万円増えるので上の図のように真っ直ぐな線になります。

次は少し難しい複利について紹介します。

複利の場合、一年目は金利が1万円と変わりませんが、二年目は1万500円と500円追加されます。

計算式はこのようになります。

○2年目の利子で計算している【200,000×1.05】で一年目の合計金額を出し、そこに二年目分の利率をかけることで二年目の利子が出されます。

○2年目の金額では【200,000×1.05】で一年目の合計金額を出し、そこに二年目分の【1.05】をかけていますが、この時の【1】は一年目の合計金額である21万円のことで、そこに【0.05】をかけることで二年目の合計金額がわかります。

 複利の場合、一年目は元本の20万円に5%の金利がのり、21万円となりますが、2年目は一年目の21万円に対して5%の金利がつくので一年目の20万円と比べても1万円多い金額に対して金利がかかり、22万500円になります。

同じように計算していくと3年目は220,500円に5%の金利をのせて231,525円(利子 11,025円)になり、4年目は243,101円(利子11,576円)になっていくので、利子の金額が少しづつ大きくなっていきます。

先ほどの図を今回の例に当てはめてみるとこのようになります。

なぜ「複利の法則」を知ってほしいのか

 ここまでの紹介で終わってしまうと、複利の法則についてどんなものなのかという概要だけしか伝えられず、日常にどんな影響があるのかというところまで紹介できていません。

ここからは、「複利の法則」がなぜ必要なのかということについて紹介していきます。

 最近ではYouTubeでもニュースでも資産運用という言葉をよく聞くようになったり、株や為替などの投資口座を開設する人や、興味を示す人が多くなってきました。

iDeCoやNISAを使って節税する方も多くいます。

老後の資金の問題や、給料の低迷など様々な要因がありますが、お金について話すと卑しいという風潮から変わりつつあります。

 資産運用は取り掛かる一歩目が重く、なかなか始められないという方が大勢いるかもしれませんが、「複利の法則」のことをよく知ってもらうと、次は投資や資産運用についての話が頭に思い浮かぶと思います。

あなたが今日の昼食で使う500円のお金を、少し我慢して安く済ませて200円残したとします。

この200円を毎年5%の金利で10年間投資に回し続けるといくらになると思いますか?

複利で計算すると10年後には326円になります。

200円ではなく2,000円だと3,257円になり、20,000円だと32,578円になります。

金額が高いほど凄さが感じますよね。

もちろん毎年5%というのは簡単なことではなく、不安定な時期もあるので10年後の金額が確率されているわけではなく、リスクもあります。

また、多くのお金を運用して大きな利益を出すとその分税金も高くなり、お金を引き出さなければいけないことがあるかもしれません。(引き出してしまうと複利の効果も弱まります。)

ただ、もし今100万円を銀行預金に預けていて、何も使い道がないお金としておいているなら、複利の法則で100万円が仮に毎年1%でも増えると101万円になりますし、2年目には102万100円になります。

何もしていないよりは資産運用に回したほうがいいですし、長く続けるほうがいいという結果になります。

資産運用について学んでいくといろいろな投資先がわかり、毎年の利率は変わっていきます。

世界一の投資家といわれるウォーレン・バフェットは毎年20%の利率を重要視しています。

利率を上げてたくさん稼ごうとするとその分リスクも上がりますので、安全性が高い投資先を選んで、地道に長く運用するという方法が安定にもつながります。

毎年10万円の利益を上げると、そのお金をまたさらに投資に回して複利を活用してもいいですし、人生には時間が限られているので、楽しみにお金を使ってもいいかもしれませんね。

お金の使い方を少し改めるいい機会かもしれません。

まとめ

 今回は「複利の法則」について、「元本と金利の合計金額に対して利息がつくよ」ということからその計算方法を紹介し、最後には資産運用で少しでもお金を複利の法則にのせて増やそうということについて紹介しました。

お金を持っている方が複利の法則を使うとさらにお金が貯まり、複利の法則がよりすごいものだなと感じます。

世界の富裕層も必ずと言っていいほど投資をしています。

それで複利の法則を使って、いい銘柄いい投資先にお金を置いているのでどんどん増えていきます。

複利の計算方法を学んだ今、一度100万や500万、1,000万という金額で複利の計算を電卓を使って紙(スマホやパソコンでもOK)にしてみてください。

それだけで生活ができそうじゃんという金額までの道筋が見えるかもしれませんね。

最後に言いたいのは、資産運用はより大きな金額をより長い期間運用し続けることで大きな力を発揮するということです。

給料が上がらない今、毎年10万円でも増えると心にゆとりが生まれます。